飯塚さんが新潮新人賞 日大文芸賞入選者では初

総合

2008.11.6 22:06

 芸術学部文芸学科を2007年に卒業した会社員飯塚朝美さん(25)が、小説「クロスフェーダーの曖昧な光」で第40回新潮新人賞を受賞した。


 飯塚さんは06年に本社主催の第22回日大文芸賞で佳作に入選(「風葬カプリチオ」)している。日大文芸賞の入選者がこうした権威ある文学賞を受賞するのは初めて。受賞作は発売中の文芸誌「新潮」11月号に掲載されている。
 受賞作は照明家の助手である弟が、光を怖がり遮光カーテンに閉ざされた部屋に引きこもる兄を世話するストーリー。弟は「色覚障害」故に、光と色彩への渇望を募らせ、強大な存在だった兄を光で支配しようとする。