芸術 日本女性初の五輪柔道審判 花火屋当主天野さん

総合

2007.11.30 16:45

 老舗花火屋当主の天野安喜子さん(大学院芸術学研究科芸術専攻博士後期課程3)が、10月18日の全日本柔道連盟の専門委員長会議で、北京五輪の公式柔道審判員に選ばれた。日本人女性が五輪の柔道で審判員を務めるのは初めて。


 小学校2年生から柔道を始め、1986年に日本代表に選ばれ、福岡国際女子選手権では銅メダルを獲得。本学文理学部卒業後に審判の勉強を始め、2001年に国際柔道連盟の審判資格を取得した。今年9月に行われた世界選手権で、審判員としての技術が評価され選出された。
 00年に実家の鍵屋の15代目を襲名、初の女性当主となった。現在、各地の花火大会を企画、演出する。鑑賞者から見た花火の研究をするため、大学院ではコミュニケーションデザインを学んでいる。
 天野さんは「オリンピックの審判員になれてとてもうれしい。試合では選手のリズムを崩さないよう、平常心を保つことを心掛けている。より一層責任感を持ち、選手のための審判員でありたい」と話した。