芸術 江古田文学賞に飯塚さん 小説「二重螺旋のエチカ」

総合

2005.12.19 15:08

 芸術学部文芸学科の江古田文学会が主催する第4回江古田文学賞は、飯塚朝美さん(芸術・文芸3)の小説「二重螺旋(らせん)のエチカ」に決まった。受賞作は同文学会の機関誌「江古田文学」60号(11月25日発行)に選評とともに、全文掲載された。


 同賞は8月30日に募集を締め切り、83作の作品が集まった。うち11作が予選を通過。10月11日に選考会を実施し、最終選考に残った6作の中から飯塚さんの作品が選ばれた。
 授賞式は12月7日、同学部江古田校舎で開かれ、飯塚さんに賞状と副賞の20万円が贈られた。
 飯塚さんは2000年に小説「ミゼリコード」で第91回文学界新人賞島田雅彦奨励賞を受賞。今回の作品は受賞後の第1作として執筆したが、出版社から「売れない」と言われ表に出なかった。その後、大学1年次のゼミナール雑誌に同作を掲載。今回の受賞作はそれを書き直したもので「5年越し」の受賞となった。
飯塚さんの話 一般受けしないかと思っていたので、認めてもらったことで「これでいいんだ」と思えました。