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学部祭2024閉幕!

全16学部で行われた学部祭が11月4日に閉幕した。
各学部で開催された主要企画の魅力をお届け!

芸術 日芸祭 芸術を近く感じる学部祭

 今年のテーマは「レイワレトロ」。「過去と未来をつなぐ」という意味が込められている。芸術をより身近に感じる企画が多く開催された。

 11月2日、朝9時40分から開催された、「オープニング」。雨天により当初中庭で開催予定だったが、食堂へと変更。芸術学部卒業生の曲を昔懐かしい「ザ・ベストテン」方式で紹介して開始から大いに盛り上がった。

 また、日芸祭のキャラクター・ゲーサイヌも登場しダンスを披露。キレのある姿に観客も日芸祭の旗を振りながら楽しんだ。

 また、カプセル楽局協力のもと「レイワレトロスタンプラリー」も行われた。キャンパス内にあるスタンプを8個集めると、カプセルトイを回すことができる。さまざまな展示を見ながらスタンプを集められるのが魅力だ。

 3日間の来場者数は2万3837人、実行委員長の近藤麻綾(放送3)さんは「多くの日芸生の作品で溢れ、活気のある日芸祭になったと思う」と語った。

 記者の感想 時代を超えて人々をつなぐテーマのメッセージを強く感じた。今後、芸術をどれだけ記事で表せられるか楽しみになった学部祭だった。 (藤)

法 法桜祭 参加者の笑顔が絶えない

 法学部サバイバル研究会が主催した「サバイバルゲーム体験」が11月2、3日に2号館2階を全て使って開催された。

 同企画は従来のBB弾は使用せず、ファスガンを使用。ファスガンとは送信デバイスをエアガンに取り付けて、頭に受信機を備えたデバイスを装着する。エアガンの空撃ち動作をデバイスが検知すると、赤外線を照射して被弾判定になる仕組み。肌に弾が当たることなく、安全に楽しむことができる。

 参加者は攻撃・防衛の2チームに分かれ、5分の制限時間内に攻撃チームが防衛チーム陣地にある防犯ブザーを鳴らせば勝利となる。フィールドにある障害物をうまく利用して勝利を目指していくゲーム。

 同期間に本館133講堂で開催された「テーマパーク」。小豆移し、輪投げなどの五つのミニゲームを体験し、それぞれで獲得したポイントで景品がもらえる。その中でも小豆移しは30秒間で小豆を箸で別の皿にどれだけ移せたかで得点が決まる。

 2日間合計で1万3679人が来場。実行委員長の望月雄一郎さん(法律3)は「どこにいても参加者や運営する学生たちの笑い声を感じることができた。法桜祭の伝統を来年につなげられると思う」と学部祭を振り返った。

 記者の感想 サバイバルゲームは本格的で、モバイルゲームでは味わえない面白さを感じた。 (臼)
 

松戸歯 松戸祭 体験できる企画が大人気

 今年の松戸祭は10月13、14日も4月に設立された新校舎で初開催。「星雲」をテーマに、新しい宇宙に学生や地域住民が星のように集まり光り輝く学部祭にしたいという願いが込められている。また、例年は1日限りの開催だが、今年は2日間行われた。

 学部の特色を生かした企画「指印象」は2階の踊り場で両日開催。歯の型を取るときに用いる歯科材料に指を入れ、簡易的に印象採得の体験ができるという企画。

 また、205教室で両日行われた「縁日」では、ボウリングや、輪投げが置かれ、獲得した得点により景品をもらうことができる。地元に住む親子連れは「ボウリングで得点が取れて楽しかった」(小3)などと笑顔で語った。

 そのほか、戦史研究同好会によるエアガンを用いた射撃体験などの珍しい企画も行われていた。

 今年の来場者数は例年をはるかに上回る1007人。実行委員長の加藤里奈さん(松戸歯4)は「2日間の開催は初の試みだったが、その結果大勢の方が来てくれた。携わってくれた先生や仲間に感謝したい」と学部祭の盛況に満足していた。

 記者の感想 新校舎を生かした装飾で、来場者も盛り上がっているのを感じた。 (荘)

経済 三崎祭 地元に密着した企画

 11月3、4日に本館4階48教室で「秋祭り」が開催された。射的、ストラックアウト、ボウリングの三つの企画から一つを体験。各企画の結果から得られる点数に応じて景品を獲得できる。

 同期間に本館3階30教室で行われた「カジノ」では、ポーカー、ルーレット、ダーツなど計5種類のゲームを楽しめる。参加者は賭けメダル1300点を手に3ゲーム、または賭けメダルが無くなるまで遊興でき、終了後に残った点数に応じて景品がもらえる。

 本館4階40教室で同期間に開催された「地域交流」。経済学部が位置する神田三崎町の歴史を学べるクイズや三崎祭実行委員お薦めの飲食店紹介などを催した。クイズに正解すると、紹介された飲食店のクーポン券をもらえる。

 2日間合計で4700人が来場。実行委員長の宮原杏奈さん(金融公共経済4)は「今年は例年と比べて大規模な催しとなった。実行委員会の人数も増え、企画の拡充や警備強化など多くのことを成長させることができた」と学部祭を振り返った。

 記者の感想 地域交流では学部周辺のおいしいお店を見つけられた。 (臼)
 

危機管理・スポーツ科 三茶祭 テロの対処を再現

 10月19、20日に開催された三茶祭のテーマは「わチャろう!輪を広げる三茶祭」。危機管理学部とスポーツ科学部の2学部がある三軒茶屋キャンパスならではの企画が多数開催された。

 「あつまれ!わんぱくパーク」はスポーツ科学部の学生が使用する1号館の実験室7で行われ、小さい子どもを対象にマット、ボールなどを使用した障害物競走を行った。

 また、「三茶CBRNレスキュー2024」はスポーツ実技などの授業で使用される、1号館の3階にあるアリーナにて開催され、警視庁や東京消防庁など関係各所の協力を得て、化学薬品によるテロ発生時の対処を再現。観客はその様子を固唾(かたず)を飲んで見守っていた。

 三茶祭は2日間で合計7847人が来場。過去最高の来場者記録を更新した。

 実行委員長の山田結恵さん(危機管理3)は「今年の三茶祭では、大道芸などとコラボして、三軒茶屋キャンパスにとどまらず世田谷地域全体にコミュニティーを広げたいという希望が初めて実現できた」と成功を振り返った。

 記者の感想 わんぱくパークなど大人だけではなく子どもを対象にした企画を開催していたので来場者は楽しんでいた。 (岡)

理工 駿河台桜理祭 ビンゴで一同騒然

 「日大ビンゴ大会」が10月13日、駿河台キャンパスタワースコラ2階で開催された。ビンゴが完成した人からくじを1枚引き、景品の「ディズニーペアチケット」を当てる仕組み。

 同日に同キャンパス4階で行われた「車作りの円陣会」ブース。車の運転シミュレーションが実施された。再現度の高いハンドルやアクセル、ブレーキを操り、モニターに映るコースを攻略するという企画。

 1日のみの開催ながら、会場には1511人が来場。実行委員長である森巧樹さん(電気工3)は「おかげさまで桜理祭は史上最大の盛り上がりとなった。来年も参加者に愛される学部祭を目指したい」と次回への意気込みを語った。

 記者の感想 さまざまな年代の人たちが楽しめるような工夫を至るところで感じた。濃密な1日となった。 (三)
 

歯 桜歯祭 研究発表の展示も

 10月11、12日に開催した桜歯祭のメインテーマは「起歯廻生」。コロナの影響で開催が難しかった企画や新しいイベントを行うことでより盛り上がりを図りたいという思いが込められている。歯学部らしい歯科治療が体験できる「いちにち歯医者さん」や歯科技工専門学校による「歯科技工展示」が行われた。

 図書館で行われた「レトロ喫茶風味あかでみっく」は、キシリトールが虫歯予防になるという学生による研究発表の展示や、口腔外科手術で使う3Dプリンターを解説。VR(仮想現実)空間内で診察の体験ができるコーナーも人気を博した。参加した学生からは「なかなかできない経験。体験できて良かった」と満足そうに話した。

 そのほか奇術部によるマジックショー、生物部の焼きそばなど多くのサークルの発表や出店があり、盛況のうちに桜歯祭を終えた。

 2日間の開催で計1206人が来場。実行委員長の福島金龍さん(歯4)は「幹部をはじめ、実行委員のみんながしっかりと準備してくれたおかげで大成功を収めることができた」と振り返った。

 記者の感想 歯学部ならではの研究発表や体験コーナーなど、多くのサークルが出店してにぎわいを見せていた。 (中)

薬 桜薬祭 大人気 スライムづくり

 生薬研究会は10月26、27日、「紫雲膏詰め体験」を開催した。

 あかぎれ、やけどなどに効く軟膏薬「紫雲膏」を500円玉大の量を取り、ヘラで板に押し付けてやわらかくし、最後に専用の容器に詰めてふたをすれば完成。

 また、薬品分析研究会による「スライムづくり体験」が両日行われた。用意された水、洗濯のり、ホウ砂水と「光る液体」を混ぜ合わせると簡単にスライムが出来上がる。

 2日間合計で1246人が来場。実行委員長のアレン風聖星さん(薬4)は「桜薬祭に来てくれた方が〝笑顔満祭〟で過ごしてくれていたら一番うれしい。大変だったが、楽しむことができた2日間だった」と振り返った。

 記者の感想 スライムづくり体験は常に満席で、その人気の高さを実感した。また、模擬店の種類も豊富で楽しく回ることができた。 (佐)

商 砧祭 盛況 砧ビアガーデン

 11月3、4日に2号館2階ウッドデッキで「砧ビアガーデン」が開かれた。生ビールやレモンサワー、梅酒ソーダなどの酒類以外に、子どもたちも楽しめるようにナチョスやポテトなどの軽食も提供され、盛況だった。

 3日には体育館地下アリーナで「JBS DANCE STAGE」が開催された。同学部のダンスサークル・JBSのメンバーが次々とダンスを披露。会場には約400人が来場した。

 2日間合計で5592人が来場。実行委員長の成山稔人さん(経営3)は「無事に砧祭を開催でき安堵(あんど)している。実行委員の3年生に支えられていたことを実感した」と学部祭を振り返った。

 記者の感想 砧祭に来場した人たちの笑顔を見ていたら、こちらまで元気をもらえた。 (佐)
 

文理 桜麗祭 多様な賑やかさ

 11月3、4日に開催した桜麗祭のテーマは「彩」。文理学部らしい多くの分野が楽しめる企画が出店された。

 目玉企画は、実行委員会が主催するチーム協力型の推理ゲーム「雨天は晴れて」。11月3、4の2日間、1号館2階7A・B教室で行われた。ゲームの設定は、あるパーティーで有名な資産家が殺され、犯人を探し出すストーリー。多くの情報を基に、犯人と犯行手段や動機を導き出す。

 推理ゲームは実行委員会がコンピューター上のゲームを現実で行いたいとの思いから企画された。事件の証人などは衣装を身にまとった学生が演じた。最後には一人一人にゲーム内での配役が書かれたカードなどが記念品として渡された。

 その他にも卓上ゲーム研究会は複数人での会話を基にゲームを進めるTRPG体験会を開催。チェスのような身近なゲームからホラー小説が題材のゲームなど幅広い企画を展開した。

 桜麗祭には2日間で計9309人が来場。実行委員長の田辺美穂さん(社会3)は「今年から始まった企画などもあったが予想以上に反響があり、お客さんが楽しんでいるのが伝わった」と話した。

 記者の感想 ニトムなどのカードゲームなど、自分ではこれまで手を出さなかった企画内容についても知ることができた。 (小)

理工 船橋桜理祭 多様な企画で笑顔に

 特別企画「作ってあそぼ」が14号館3階で11月3、4の両日開催された。

 同企画の内容はスライムとストローロケットの工作体験。いずれも学生がレクチャーする形で行われた。

 スライム作り体験は整理券の配布が早々に終了するほどの人気企画。スタッフが順番に数種類の液体を注いで回り、参加者が割り箸で混ぜることによって完成。普通のスライムとは違うふわふわな触感を楽しめる。

 両日、イベントステージで行われた「HERO SHOW!!」もまた、大いに会場をにぎわせた。桜理祭に乱入した悪者たちを、ヒーローが観客と協力して撃退しようとする観客参加型の演劇企画。子供たちは敵を模したパネルにボールを力いっぱいに投げつけ退治。サイバー攻撃を阻止し、船橋キャンパスの平和を守った。

 2日間の開催で7500人が来場。実行委員長の鳥嶋秀晃さん(交通システム工3)は「列の整理が必要になる大盛況ぶりに今までの準備が報われた気がした。共に活動してきた人たちのおかげ」と喜びと感謝の気持ちをを語った。

 記者の感想 どの企画でも参加者たちの笑顔があふれており、見ているだけで温かな気持ちになる学部祭だった。 (三)

生産工 桜泉祭 活気あふれる会場

 11月3、4日に開催した今年の桜泉祭のテーマは「共鳴」。これまで以上の盛況な催しにしようと付けた。

 学部色の強い企画としては「未来工房サンドブラスト体験」。11月3、4日に39号館1階で行われ、235人が参加するにぎわいを見せた。

 サンドブラストとは表面に砂状の研磨材を吹き付ける加工法のこと。ガラスに砂を吹き付けると白く曇る特徴がある。生産工学部の施設「未来工房」でサンドブラストを用いた桜泉祭オリジナルデザインのコップを製作できる企画だ。

 桜泉祭には2日間で計9613人が来場。実行委員長の野中陽斗さん(創生デザイン3)は「案内表示を見やすくするなどの工夫をした。来場者がその案内表示を見てくださり効果を実感した」と振り返った。

 記者の感想 幅広い年代が楽しめる企画が多く、会場全体が活気あふれていた。サンドブラスト体験は次の機会にぜひやってみたい。 (前)

国際関係 富桜祭 座禅で集中高める
 

 みしまのお寺めぐりの会は10月26、27の両日、15号館1階のスタディエリアで静岡県三島市内の寺院に関する歴史の展示や写経体験を開いた。体験には同学部生をはじめ、多くの小・中学生が参加し盛況だった。

 最終日の27日には同市内の二つの寺院の住職を招き、座禅体験を開催。正しい座禅の仕方や警策のいただき方などを教わり、参加者は瞑想に集中した。

 両日にわたり13号館3階全てを利用し行われたお化け屋敷「禁断の間」は、数年ぶりに封印が解かれた廃病院がテーマ。実行委員会の複数の局が連携し仕掛けた力作だ。開始時間の正午時点で約2時間待ちの整理券が配られるほどの人気を博した。

 2日間の開催で合計4381人が来場。実行委員長の栗原智也さん(国際総合政策3)は「寄せ書き企画で来場者からの温かいメッセージを見た時はとてもうれしく感じた。苦戦しながらもやり遂げることができた」と2日間を振り返った。

 記者の感想 座禅の精神統一は私も生活に取り入れようと思う。暗闇の中で自ら進まなければいけないお化け屋敷の恐怖が忘れられない。 (杉)

生物資源科 藤桜祭 見て触れて楽しめる自然

 相模湾に生息する生物の多様さをテーマにした「水族館企画」が10月26、27日に図書館横ブースで開催された。

 エドアブラザメをはじめとする相模湾に生息する生物の標本を触ることができる「触れる水族館」や生物多様性について学べる「ミニ講義~相模湾の生物多様性~」を実施。

 また、1号館4階の146講義室では博物館研究会の押し花を使用したしおり作り体験も両日開催。企画の提案や押し花の提供など、横須賀市自然・人文博物館による協力の下この企画が行われた。さらに学生が実際に見学したカップヌードルミュージアムなどの紹介ポスターも展示された。

 26日には体育館アリーナでロックバンド「ヤングスキニー」が演奏を披露し、約1200人を魅了した。

 2日間の開催で合計1万8305人が来場。実行委員長を務めた田口皓資さん(生物環境工3)は「学部祭の成功はみなさんのおかげ」と感謝を語った。

 記者の感想 生物資源科学部らしさを残しつつ、年齢問わず楽しめる企画が多かった。特に「触れる水族館」では大人も子供も笑顔があふれているように感じた。 (青)

工 北桜祭 世代を問わずにぎやかに

 格段にぎやかな企画「北桜祭エンターテインメント~HOKUOUSAI.Entertainment~」が10月19、20日に70号館7011教室で行われた。この企画ではヨーヨー、輪投げ、ボールアウト(ボウリング)、射的の四つのゲームを体験できる。

 射的には10~30ポイントの的があり、距離が遠くなるにつれ難易度が高くなる。

 また、同館1階フロアで開催された「ミニオープンキャンパス」。学科ごとに小・中学生向けの体験コーナーがあり、中でも土木工学科は学びの一つであるインフラにフォーカスを置いた交通安全クイズが行われた。「JAFが薦めているチャイルドシートの使用目安は何㌢㍍か」といった出題など参加者にとって交通安全の知識を深く学べる機会となった。

 2日間の合計で4551人が来場。実行委員長の丸山幸輝さん(土木工3)は「開催できたのは、何よりも実行委員のメンバーの支えがあってこそ。自分としても忘れられない良い経験となりました」と感謝を語った。

 記者の感想 幅広い工学の世界を感じた学部祭。今後はより工学部の魅力を伝えられる記事を書きたいと思った。 (藤)

医 翠心祭 医療が学べる貴重な体験

 注目企画の「CPR&縫合体験」は11月4日に図書館横で行われた。

 同企画は今年から行われた新しい企画。CPR体験では自動体外式除細動器(AED)と胸骨圧迫による心肺蘇生法を学べる。縫合体験は学生によるレクチャーを受けながら本物の針と糸を使用して縫合の技術を体験した。

 また「1日病院体験」が本館25番講堂で行われ、ぬいぐるみを患者に見立て聴診器などを使って診察。白衣を着てチェキで写真撮影ができて思い出にもなった。

 3日には体育館でお笑いライブが開催され、令和ロマンなど芸人4組が登場。お客さんとの交流もあり会場は大いに盛り上がった。

 来場者数は11月3、4日の合計で855人。実行委員長の高橋秀一郎さん(医3)は「多くの人が来てくれた。新企画もずっとお客さんがいてくれたので催して良かった」と振り返った。

 記者の感想 医学部らしさの濃い企画で普段できない貴重な経験となった。屋台やイベントで目にした、活気あふれる学部生の姿が印象的だった。 (外)
 

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