付属校現地リポート ①岩瀬日大高 ソーシャルメディア部
本学の付属校は約30校。全国の付属校生が書いた記事を掲載する。初回は岩瀬日大高ソーシャルメディア部の田中優斗(2)が執筆。
修学旅行で4年ぶりに豪州へ
ことしになって4年ぶりにオーストラリア修学旅行が再開。新型コロナ感染拡大で行けなかった先輩の分まで多くのことを学び、そして心から楽しむことができるよう皆でたくさんの思い出を作りたいと願い、日本を出発した。
修学旅行の日程は分単位のスケジュールだったが、ケアンズの自然を満喫し、先住民アボリジニの伝統ある踊りなどを鑑賞し異文化について学んだ。市内の動物園にも行き、日本ではめったに見られないワニやコアラを間近で見ることができ、カンガルーにも触ることができた。レストランでの食事は日本とは違う味付けでとてもおいしく、現地のさまざまな料理を堪能し、食文化について多くを学んだ。
私が最も心に残っていることはアサートン高原でのファーム(農場)体験だ。この体験は日程の中でも最大の醍醐味(だいごみ)。グループに分かれてそれぞれ決められたファームに行き、丸1日ホストファミリーの家族と一緒に過ごす。
私も人生初のホームステイでとても緊張していた。「話が通じなかったらどうしよう」「ちゃんと会話できるだろうか」と心配だったが、私のホストマザーはとても優しく、すごく丁寧に話してくれた。会話のスピードを私たちに合わせてゆっくり話しかけてくれたり、分かりやすく話を変えてくれたりと、最大限の配慮をしてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいだ。
また、普段はできないファームの仕事を体験したり、アサートン観光に行ったりと、すてきな思い出を作ることができた。滞在最終日には「また来ます」と約束。別れた時は、とても寂しく涙がこみあげてきた。いつか必ず自分が成長して戻ってくると誓った。
今回のオーストラリア修学旅行でクラスの仲も深まり、国際関係の学部進学や就職という自分自身の夢をさらに深めるきっかけになったのは間違いない。この行事をきっかけに岩瀬日大高の新しい伝統を築きあげ、体験を後輩につなげていきたい。
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田中(右から2人目)とホストファミリー
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