緊急意識調査分野別に分析
文、医歯薬系は使用に消極姿勢
生成AIツールに関する緊急意識調査の結果を受け、文・理・医歯薬系3グループに分けて分析した。また、「使っている」「使ったことがない」それぞれの理由も詳報する。
使ったことがあるか」という問いの結果について文系学部(法、文理〈人文系、社会系〉、経済、商、芸術、国際関係、危機管理、スポーツ科)、理系学部(文理〈理学系〉、理工、生産工、工、生物資源科)、医歯薬系学部(医、歯、松戸歯、薬)の3グループで分析した。
文系学生は全体の60・6%(129人)が「使ったことがない」と回答。全学部で「使ったことがない」が優勢であり、文系学部生の生成AIツールに対する使用への消極姿勢がうかがえる。
一方、理系学生は全体の51・8%(87人)が「使ったことがある」だったのに対し「使ったことがない」人も48・2%(81人)と拮抗(きっこう)した。
医歯薬系は全体の80%にあたる32人が「使用したことがない」と回答。回答数が少ないながらも使用に慎重傾向が見られた。
多様な使用目的 調べ物利用最多
生成AIツールを使用する目的として最も多かったのは「調べ物をするとき」で、全体の40・1%(124件)。感想として「一瞬で出てきた」「時間と労力を削減できた」と感嘆する記述が目立った。
そのほか「課題やレポートを作成するとき」が16・8%(52件)、「エントリーシートを書くとき」7・1%(22件)、「論文を作成するとき」が4・9%(15件)と、実務的な文章作成に利用されていることがわかった。
さらに、「遊び目的」「ひまつぶしの話し相手」など、少数ながら息抜きでの使用目的も見られた。
使用しない理由 関心薄さ表面化
生成AIツールを「使ったことがない」と回答した学生に、その理由を尋ねたところ、最も多かったのは「使い方がわからないから」の32・8%(125件)、次いで「興味・関心がないから」が31・8%(121件)。両項目を合わせると全体の6割強を占め、生成AIツールへの日大生の関心の薄さが表面化。
他に「内容の間違いや著作権抵触のリスクがあるから」が文系を中心に18・1%(69件)、「教員から『使わないように』と言われたから」が5・8%(22件)と続いた。
自由回答で「自分で考える機会が減ってしまう」などの記述があった。
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