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特集・企画

いただきます! ㉞房総式ラーメン人力船

「食べて応援しよう!大久保・実籾ラーメンスタンプラリー2022」が9月30日まで、京成本線「京成大久保駅」と「実籾駅」周辺のラーメン店で開催されている。

 生産工学部の豊谷純ゼミが、ホームページの制作やTwitterなどSNSの運営などでスタンプラリーに全面協力。

 本紙「いただきます」では先月号に続き夏休み特別編として、おすすめのラーメン店を紹介する。今回は「ゼミ生おすすめの店」―。

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京成本線の京成大久保駅北口を出て右に曲がり、商店街を進むと隠れ家のようにたたずむ「房総式ラーメン人力船」が見えてくる。

店内には券売機がなく、注文は直接店員に伝える。これは定番メニュー「房総式ラーメン」の選択肢の多さゆえだ。醤油(しょうゆ)・味(みそ)・カレーの3種類からベースを選び、麺の量・辛さ・おじや・トッピングを自分流にカスタマイズできる。

記者はオーソドックスな醤油(780円)をベースに麺の量と辛さは基本を選択。玉子おじや(150円)と、トッピングにもやし(40円)を注文した。もちもちで歯ごたえのある麺は、その食感とのどごし、スープがからみやすい平たい形状を実現するべく生地の配合にこだわり、老舗製麺所にオーダーメードで発注している。まさにここでしか食べられない逸品だ。

また、オーナーの川崎隆一さん(48)は現地でメキシコ料理を学んでいたこともあり、スープは醤油ベースに8種類、味噌に10種類、カレーには13種類と多くのスパイスを使っている。

200㌘の鶏肉に刻みキャベツと玉ネギ、糸唐辛子が最初から入っており、トッピングを注文しなくても十分満足感を味わえる。

残ったスープを使ったおじやも絶品。スープに残る鶏の肉汁とスパイスの辛みを、卵がまろやかにしてくれる。スープを最後の一滴まで、ぜいたくに楽しむことができるのだ。

川崎さんは「お客さんがおいしそうに食べている姿を見るだけでうれしくなる。350円で食べられる油そばもあるから、学生も気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかけた。

 千葉県習志野市大久保1―16―18プラザグレミオ1―F (京成本線「京成大久保駅」徒歩5分) 午前11時~午後3時、午後5時~午後8時30分 日曜定休
 ☎047―489―5436

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