いただきます! ㉓TACOYOTE

特集・企画

2021.4.20 16:26

東急田園都市線三軒茶屋駅の北側出口を出て、茶沢通りを北へ10分。多くの飲食店が立ち並ぶ通りに面して、隠れ家のような装いの店が現れる。「TACOS」と書かれた扉が目印だ。
店名の「TACOYOTE」には、店のマスコットのコヨーテ(COYOTE)の音を響かせた、と店主の加藤宏さん(44)。
かつて同じ場所でバーを経営していたが、昨年の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、酒類だけの提供は難しくなった。ならばと、かねてから準備していたタコスをメインに酒も飲める「タコスバル」として勝負に出た。
一番人気のメニューなんてない、というのが加藤さんの自負。まずは、店主オススメのポーク&パインタコス(418円)を試してみた。一口ほおばると、スパイスが効いたサルサソースと肉のうま味が口いっぱいに広がった。パイナップルの酸味で後味もさっぱり。満足感だけが残る。
記者はこれだけで十分だったが、一つで満足できないなら10種類以上あるメニューから追加すべし。どれも500円前後だ。
具材を包むトルティーヤには加藤さんのこだわりが凝縮されている。長年の研究の末にたどり着いた自家製の逸品は、トウモロコシの香りともちっとした食感を同時に味わえる。
「タコスは日本ではまだ一般的ではないが、もっと広まってほしい。この店がそのきっかけになったら」と加藤さん。
オンリーワンの一品。一度食べると病みつきになること間違いなしだ。(横)

アクセス 京都世田谷区太子堂5―15―13(東急田園都市線「三軒茶屋駅」徒歩10分)

営業時間 午後6時~午前2時(コロナ禍の動向次第で変更あり) 不定休

☎03―6805―2090