いただきます! ㉒つけそば 神田勝本

特集・企画

2021.3.20 13:03

東京メトロ神保町駅A5出口を出て、白山通りに沿って東に歩くこと約4分。白壁に木の引き戸、白地に黒い文字で「つけそば 神田勝本」と書かれたシンプルなのれんの店が見えてくる。
一番人気は「清湯(しょうゆ)つけそば」(880円)。つけそばと言えば、どろっとしたスープと太麺を想像する人が多いと思うが、ここは違う。琥珀(こはく)色のしょうゆベースのスープに麺を一本一本丁寧に折りたたんで丼に盛られた細と平打ちの2種盛だ。いずれも中華麺なのだが、どことなく和の趣を感じる。細麺は食べ応えがあり、平打ち麺は喉越しが良い。いずれもスープとよく絡んで箸が止まらない。280㌘の並盛りをあっという間に食べ終わった。
4種類の煮干しとサバ節、名古屋コーチンなどでダシをとった澄んだスープに、フランス産の豚をあぶった焼豚と千寿葱(せんじゅねぎ)、メンマ、ナルトが入る。添えられたユズとミツバの香りが食欲をそそる。麺は、製麺会社「浅草開花楼」と相談の末、「スープに合う」細と平打ちの2種盛りとしたという。
麺を食べ終えたら、スープ割り(無料)をいただく。追いスープにミツバとスダチが添えられると、酸味が生きる冷感のある食後のスープに一変する。胃もたれすることなく午後の仕事や授業に取り組めるに違いない。
開店の午前11時から、午後3時すぎまで行列の絶えない人気もうなずける。
同店は、JR水道橋駅西口近くの「中華そば 勝本」の2号店として2016年にオープンした。このほかに中華そば店が都内に2店舗ある。
「学生さんもオンライン授業など大変な思いをしてると思うが、ぜひつけそばを食べて頑張ってほしい」と店長の野呂田彰さん(45)。緊急事態宣言明けの1杯目は「つけそば 神田勝本」で決まりだ。 (柿)

 

アクセス 東京都千代田区神田猿楽町1―2―4(東京メトロ半蔵門線「神保町駅」徒歩4分)

営業時間 午前11時~午後5時 日曜定休

☎03―5281―6801