東京都公園協会 福島さんが論文優秀賞
都の3庭園の特性を解明

賞状を手にする福島さん
東京都公園協会は本学生物資源科学部の福島志歩さん(環境4)に、同協会賞の論文部門優秀賞を授与した。同協会賞は東京を緑豊かな都市にすることを目的に1964年に制定された顕彰制度。
福島さんの論文テーマは「CS分析による都立庭園の来園者評価構造の解明―評価特性の差異と空間設計・管理運営に関する考察―」。中央区の浜離宮恩賜庭園、文京区の小石川後楽園、墨田区の向島百花園の3庭園において、計299人の来園者に対面でアンケート調査を実施した。
CS(顧客満足度)ポートフォリオ分析を用い、安らぎや気分変化といったウェルビーイング効果や評価構造を可視化。
観光向けの大規模庭園や地域に根ざした小規模庭園など、規模や利用形態が異なる庭園ごとの特性の違いを体系的に解明。手入れなどへの高評価やイベント開催を望む声といった改善点を示した点が、今後の管理運営に役立つ知見を提供していると高く評価された。
今後は都が管理する9庭園全てを対象に調査を進めていく。福島さんは「庭園は敷居が高いかもしれないが、目的を持たず散歩感覚で訪れても深い癒しを得られる。気軽に足を運んでほしい」と笑顔で語った。







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