新制作協会 石田准教授に新作家賞
「数学的に隠された美」表現

『位相幾何学形態 Topological Morphology』(提供=本人)
新制作協会は9月16日、新制作展の授賞式を東京都港区の国立新美術館で開き、スペースデザイン(SD)部の新作家賞に本学芸術学部の石田純之助准教授(立体造形デザイン研究)の作品『位相幾何学形態 Topological Morphology』を選出した。石田准教授が同賞を受賞するのは2回目となる。
同展は今年で89回を迎え、これまで日本を代表する多くの美術家を輩出してきた。SD部はテキスタイルや立体、空間に関するデザインが対象。受賞作品は引き続き巡回展に出品され、11月3日から8日には京都市京セラ美術館、同月25日から29日には名古屋市の愛知県美術館ギャラリーで展示される予定だ。
「自然界に潜む、数学的に隠された美」をテーマに制作。本来、デザインの美しさは機能性を追求した結果として生じる。しかし今作品は、機能を持たない抽象的な立体として表現した。
今回初めて3Dプリンターの利用に挑戦。作品は3Dソフトを利用して画面上でモデリングし、50個に分割してプリントしたパーツを接着して仕上げた。また、下地材を使い表面の質感を変化させることにこだわった。
石田准教授は「作品が人々の視線を奪い、記憶に残る存在になっていたらうれしい」と作品への思いを語った。







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