日藝賞 坂田さんが記念講演 40年超の写真家人生語る

学部・大学院

2014.6.23 14:02

 第8回日藝賞を受賞した写真家の坂田栄一郎さん(72歳、1965年写真学科卒)が、6月10日に芸術学部江古田校舎で記念講演を行った。


 坂田さんは「出会いは人生の道しるべ。運命的な出会いは人生に決定的な転機をもたらす」と、40年以上写真家として活動している自らの人生を振り返った。
 長年、表紙写真を撮っている週刊誌「AERA」で、チベット仏教の最高指導者でありノーベル平和賞を受賞したダライ・ラマ14世を撮影することになった際、初対面にもかかわらず喜びのあまり「ダライラマー」と呼びかけてしまったが、ダライ・ラマに「前世が友達だったかのように親しみ深い笑顔で迎えてくれて幸せだ」と言われたことを明かし、会場の笑いを誘った。写真学科の学生からの「今の日本で流行している写真に魅力を感じない」との質問に対しては「無理に流行を追う必要はないが、自分のいいと思った部分は積極的に取り入れて」とアドバイスした。
 もう一人の受賞者松崎しげるさん(64歳、68年文芸学科入学)の記念講演は6月24日に行われる。