震災復興を祈る雪像 「十日町雪まつり」に出展

学部・大学院

2012.5.10 13:02

 新潟県十日町市で2月中旬に開かれた「十日町雪まつり」に、芸術学部の鞍掛純一准教授(彫刻)と美術学科の学生、卒業生ら30人が雪像を製作・出展、3位に相当する十日町商工会議所会頭賞を受賞した。


「奉納相撲 地震・洪水はもうこりごり」と題した雪像は、2人の力士が地震を起こすと伝えられる巨大ナマズを要石(かなめいし)に封じ込める姿を表現。相次ぐ地震や洪水の収束、震災復興の願いを込めた。同市の田麦集落での製作は14日から始まり17日の夜には幅12メートル、高さと奥行きが6メートルの雪像が完成。雪まつりは17日から19日にかけて開催された。
 鞍掛准教授らは同市を含む越後妻有(つまり)地域で3年に1度開催される「大地の芸術祭」に作品を出展した縁で、雪像製作も依頼され、2004年から毎年参加している。学生と地域住民との交流の様子は地元のコミュニティーラジオ局の番組でも取り上げられた。
 リーダーの増田稜子さん(美術3)は「こんな巨大雪像を完成できるか不安で、毎朝5時から無休で作業した。地元の人の協力もあり短期間でできた」と話した。
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復興の願いを込めた鞍掛准教授らの雪像