医 東京消防庁が感謝状 小林さんと岡田さんが人命救助

学部・大学院

2009.5.26 18:17

 東京消防庁は4月16日、東武東上線池袋駅で心肺停止状態で倒れていた50代の女性を助けた本学医学部5年生の小林洋輝さん(23=東京都板橋区)と岡田恭彰さん(24=同)に消防総監感謝状を贈った。


 2人は今年3月30日午後4時40分ごろ、病院実習の説明会を受けるため同学部付属駿河台病院に向かう途中、ホームで倒れている女性に気付いた。小林さんは即座に女性が心肺停止状態であると判断、衣服を脱がせ、気道を確保し心臓マッサージを行った。約3分後、駅員が持ってきたAED(自動体外式除細動器)を岡田さんが女性に装着し、電気ショックを与え、再び心臓マッサージを行ったところ呼吸、脈拍が戻った。
 心肺停止状態になると、1分ごとに生存率が10%ずつ下がるという。素早い救命の処置で女性は搬送先の病院で意識を取り戻し、後遺症もなかった。消防庁は「救命処置が完ぺきだった」として感謝状贈呈を決めた。
 小林さんは「医療は常に結果が求められているので助かってよかった。鼓動が回復した瞬間は一生忘れない」と話した。
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総監賞を受賞した小林さん(前列左)、岡田さん(同右)