芸術 「空間ゼリー」が公演 演劇学科の女子学生が運営

学部・大学院

2006.11.11 19:06

 芸術学部演劇学科の女子学生が中心となって運営している劇団「空間ゼリー」が8月16日から20日まで、東京都豊島区の池袋シアターグリーンエリア171で「さよなら、マリー」を上演した。同劇団にとって6回目の舞台公演で、5日間で1220人の観客を集めた。


 作品は都会の片隅のキャバレーを舞台にした愛憎劇。主人公のマリーは「いつかわたしのもとにも王子様がやってくる」と夢見る下働きの少女。そこに男装の少女ルイが客として現れる。マリーはルイに恋するが、ルイはその気持ちを利用するばかり。やがてマリーの存在を疎ましく感じたルイは、そこから逃がれようとするが、マリーに殺されてしまう。
 空間ゼリーは、主宰者で劇作も務める坪田文さん(芸術学研究科博士前期課程1)の呼びかけで4年前に結成。「女の子が共感できる面白い芝居」をコンセプトに豊島区の江古田ストアハウスを中心に活動してきた。劇団名は、液体でもなく固体でもないゼリーを女性の不安定な心情と重ねて命名。演劇公演のほか、路上PRなど活動の場を広げている。
 坪田さんは「ほかの劇団ではできない芝居を作って、多くの人に見てもらいたい」と話している。