芸術シンポ 伝統文化デジタル化を議論

学部・大学院

2006.4.27 17:20

 芸術学部は4月3日、同学部江古田校舎小講堂で「伝統文化のアート・アーカイブについて考える」をテーマにシンポジウムを開催した。


 これは2005~09年度文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業「日本舞踊の教育システムの文理融合型基盤研究並びにアジアの伝統舞踊との比較研究」の「ORCNANA(OpenResearchCenterNUArtNichibu&Asiandance)プロジェクト」の一環。
 伝統文化に関する資料をデジタル化する取り組みとその現状について、同学部の木村三郎教授(フランス語)が基調報告を行ったほか、お茶の水女子大の坂本満名誉教授らが講演した。
 また、国立劇場芸能部の織田紘二部長や日本舞踊協会の花柳芳次郎常任理事らが「伝統芸能(歌舞伎・文楽・日本舞踊)の記録・保存」をテーマに、デジタル技術を活用して集積、保存された情報を提供する「文化デジタルライブラリー」の構想と目的を話し合った。さらに、日本舞踊の映像記録を使って伝統を継承することの重要性をめぐる討議も行われた。
 同プロジェクトの研究代表を務める丸茂美恵子助教授(日本舞踊史)は「このシンポジウムを研究の一つの過程として、4年間頑張っていきたい」と話した。