芸術 韓国・中央大生が来日公演

学部・大学院

2005.7.23 10:52

 芸術学部演劇学科は7月7、8日に韓国・中央大学校芸術学部演劇学科招聘(しょうへい)公演「童僧」を同学部江古田校舎中講堂で上演した。2日間の公演には431人が来場した。


 同学部と中央大芸術学部は約20年の交流があるが、これまでは教員レベルにとどまっていた。しかし昨年6月、本学が韓国の大学演劇大会「若き演劇祭」に招かれ公演したことから学生間での交流が活発化し、メールをやりとりするまでになった。今回の公演は、昨年交流した双方の学生の在学中に訪日を実現させようと企画された。
 「童僧」は14歳の僧侶が桜の木の下で帰らぬ母を待つ物語。制作は両大学の学生主体で行われた。合同けい古は1週間程度で言葉の壁もあったが、お互いの文化を理解し合うなどして向かい合い、乗り越えた。
 日韓関係が揺れる中での公演だったが、日本側の交流チーフを務めた杉山陽洋さん(演技専攻4)は「韓国のことを深く知って歩み寄る交流をしようと考えた。体ごとぶつかり、深く真摯(しんし)にコミュニケーションが取れた」と話した。また、主役の道念を演じた中央大の崔雪花さん(演技専攻3)は「緊張したけどいい経験になった。日本の学生は優しく、涙がこぼれるほどうれしかった。日韓関係は難しいが芸術に関わる人だけでも一つになれたら」と話した。
050722gaku2.jpg
主役の道念を演じた崔さん