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総合

卒業時調査  「単位取得が容易」好む学生増

「学びに満足」は微減

本学は2023年度の卒業生が対象の「卒業時調査」の結果をこのほどまとめた。同調査は学生のニーズや実態を把握するのが目的で、今後の教育改革につなげていく。

まず「本学での学びに満足しているか」との質問に対し「(とても・ある程度)満足」との回答割合は81・96%(前年度比1・27%㌽減)で2年ぶりの減少に転じた。
しかし「学科での学びは自分の興味・関心に合っていると思うか」「興味を持てるような授業を行う教員はいたか」「理解がしやすいよう授業が工夫されていたか」との三つの質問について、「とてもそう思う」との回答割合は上昇傾向にあった。
学生の授業への出席意欲も明らかになった。「授業を欠席したいと思う、欠席することはあるか」との質問に「よくあった」との回答割合が13・54%(同0・59%㌽増)、「ときどきあった」が44・94%(同2・13%㌽増)となり、それぞれ微増。
「どのような授業を好むか」との質問には「課題等が多く単位の取得が大変な授業」を好む学生が46・6%(同3・06%㌽減)。一方、「課題等が少なく単位の取得が比較的容易な授業」を好む学生が53・4%(同3・06%㌽増)と過半数を占めた。
交流面では学生の要望と現状に隔たりがあった。具体的には他学部の学生と交流したいと「(とても・やや)思う」学生が64・81%なのに対し、交流が「(よく・ときどき)あった」との回答割合は35・31%にとどまった。

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