新副学長に聞く ソコロワ山下 聖美
学生の声を聞き学修を支援
そころわやました きよみ 2001年本学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。15年本学芸術学部教授。24年4月から現職。専門は日本近現代文学。
芸術学部の教授として学生と密に接してきましたので、私には学生と役員とをつなぐ「ハブ」としての役割が求められていると考えています。
今までは一連の不祥事を学生の皆さんと一緒に外側から見てきました。私がその時に抱いた不安な気持ちを学生には感じてほしくありません。だからこそ、本学の「マイナス」イメージを「プラス」な出来事で払拭させたい。学務担当の副学長として、学生が安心感を持って前向きに学修できる環境を整えていきます。
アメリカンフットボール部違法薬物事件の対応をめぐる不祥事は、役員間のコミュニケーション不足が原因の一つでした。現在は執行部で会議を定期的に開催しています。これに加えて役員間で意識的に交流を図り、情報を共有していくことが大切だと認識しています。
学修をサポート
教学DX(デジタル・トランスフォーメーション)にも尽力します。教学DX戦略委員会と連携して、各学部の教務事務システムとのデータ連携の仕組みを構築し教学データを収集。学修の個別最適化を進め、学生の「いま」に即した教育をデザインしていきます。
各分野に明るい教員が学長や副学長を補佐する制度が4月から始まりました。学務についてはFD(ファカルティ・ディベロップメント)や入試などについて常に情報を提供してもらい改革を進めていきます。
規模生かし交流
16学部の多様な学生がいることが本学の特色です。それぞれの学部のキャンパスが全国に散在しているため、オンライン形式の授業も取り入れ学部を横断した交流を図っていきます。
また、16学部・短期大学部の学生が混在してグループワークを行う「ワールド・カフェ」にも積極的に参加してほしいです。
学生の声を聞く
「学生ファースト」で行動するのは当たり前のこと。これからは学生の声に耳を傾けて、皆さんが何を求めているのかを一緒に考えていきたいです。
例えば、多様な学部から学生が集まって本学の未来を考える「学生FD CHAmmiT」で意見を聞くのも一つです。
学生の皆さんが持つ若さや純粋さはかけがえのないもの。本学のスケールメリットを体感していろんな人と出会い、自由に視野を広げていってください。
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