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総合

アンコール・ワット西参道修復工事竣工記念式典  平山名誉教授ら勲章受章

遺跡修復で技術指導

 理工学部の平山善吉名誉教授ら本学関係者が11月4日、カンボジアのアンコール・ワット西参道修復工事竣工記念式典で同国の友好勲章を受章した。同工事における修復技術交流研修委員会と募金委員会の貢献が高く評価された。同勲章は同国王、国民のために寄与した外国人に授与される。

 同勲章を受章したのは、平山名誉教授のほか、理工学部の半貫敏夫名誉教授、清水五郎元教授、小島陽子助教、生産工学部の坪井善道元教授、短期大学部の内藤正昭元専任講師、卒業生6人。

 この同工事は、アンコール地域遺跡整備機構と上智大学との共同事業。1996年から2007年、16年から23年の2期にわたって修復が行われた。

 修復技術交流研修委員会は修復工事の技術指導として参加。本学理工学部の協力は、上智大学の石沢良昭教授から修復技術交流研修委員会委員長で理工学部の片桐正夫名誉教授(故人)に依頼したことから始まった。

 今回行われた第2期工事は、現状の遺跡の形をそのまま遺すことが重視される難しいものであった。しかし、同委員会による構造計算から設計図の作製、安全管理に至るまでの細やかな技術指導によって、事故もなく安全に終えることができた。

 平山名誉教授は今回の受章を受け「技術が認められ、事故もなく工事を終えることができたのはうれしく思う」と語った。