22年度人権相談・公益通報 前年度比大幅増 学生からも相談
本学コンプライアンス事務局はこのほど、2022年度人権相談、公益通報概要をまとめた。
人権相談件数は126件(学内窓口67件、学外窓口59件)。前年度(21年度)の93件から大幅に増加した。相談者の内訳は学生が最も多く45件。次いで職員23件、教員22件で、保護者や卒業生などが続く。不明は8件だった。
相談内容で最も多かったのはいわゆるアカハラやパワハラに関する相談で全体の48%(61件)。具体的な内容としては人格を否定するような発言や大声での叱責(しっせき)が最も多く、次いで、椅子を蹴られるなどの行為による嫌がらせや、侮辱するようなことを言われるなどの言葉による嫌がらせの相談が多かった。
一方、公益通報件数は62件(学内窓口39件、学外窓口23件)で、こちらも前年度の38件から大幅に増加した。なお、法令違反などに関する通報は14件で、学生による未成年飲酒・喫煙や不適正な労働時間の管理などに関する通報があった。
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