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総合

ダイバーシティシンポジウム  約550人が参加

学部長や学生視点で議論

「日本大学ダイバーシティシンポジウム」が6月25日、東京・市ケ谷の日本大学会館で開催された。ダイバーシティ施策に関心をもつ学外者、本学学生、教職員など、対面・オンライン合わせて548人が参加。他大学の施策や事例報告をはじめ、多角的な視点に触れながらダイバーシティ推進に向けて多くの意見が交わされた。

第1部では東海国立大学機構長の松尾清一氏、東京大学理事で同副学長の林香里氏が登壇し、両大学でのダイバーシティ推進事例について報告された。

その後、岡隆文理学部長が「偏見と差別の心理科学」と題し、自分の中にあるステレオタイプについて講演。スポーツ科学部の近藤克之准教授(アダプテッド・スポーツ科学)からは「アダプテッド・スポーツの実践から考える多様性」と題して自身の実践体験が披露された。

第2部はパネルディスカッション形式で、学部長視点、学生視点からそれぞれ議論が行われた。

学部長視点でのディスカッションでは文理、商、危機管理、理工、医から5学部長が登壇し、各学部内での実情や専門分野の視点から意見を述べた。

学生視点でのディスカッションは「FD CHAmmiT」メンバーや昨年、自主創造プロジェクトで活動した学生、通信教育部生など5人の学生が登壇。学生生活を送って気づいた疑問や、ボランティアサークルに参加している学生の体験談などから意見が交わされた。

同シンポジウムの提案内容は「ダイバーシティ推進委員会」で検討される。委員長を務める渡辺美代子常務理事は「良い提案をたくさんもらったので、重要度と緊急度を考えながら進めていきたい」と、シンポジウムの成果について語った。

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