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総合

ドコモモジャパン  生産工図書館を選定  

  • 生産工学部

技術性や社会性などで評価

DOCOMOMO Japan(ドコモモ ジャパン)は6月7日、生産工学部津田沼キャンパスにある日本大学図書館生産工学部分館を2022年度選定建築物に選出した。

ドコモモは、モダン・ムーブメント(近代運動)の推進に寄与した建物の歴史的・文化的重要性を訴え、その記録と現存建物の保存活動を展開する国際学術組織。
日本支部であるドコモモジャパンは、日本の近代運動建築の保存活動としてこれまでに264件を選定。今回同館を含む16件が追加選定された。

同館は建築家の大高正人氏が構造設計家の木村俊彦氏とともに設計し、1973年に竣工(しゅんこう)。延べ床面積は5182平方㍍。
2階部分を大架構から吊り下げる「空中架構形式」を採用することで、1階室内の支柱をなくし開放的な空間を造り上げた。

現場で造った鉄骨鉄筋コンクリートの大架構の上に、工場で生産した部材を組み立てた3階部分を配置した。コンクリート製の柱と梁の構造は日本的な建築の美しさを生み出している。同学部生の学びの中枢やまちに対して多様性を与えるエレメントとしての役割を果たしている。

「空中架構形式」を採用している唯一の現存建築物で、工場生産によるコンクリート部材の可能性を最大限に生かした建築として技術性、社会性、文化・審美性などで評価された。