日本コーチング学会大会 近藤准教授が優秀発表賞
短距離走伴走者を共同研究
日本コーチング学会の第34回学会大会が2月28日と3月1日に東京都世田谷区の日本体育大で行われ、本学スポーツ科学部の近藤克之准教授(アダプテッド・スポーツ)が、ポスター(一般)の部で優秀発表賞を受賞した。
同大会で、近藤准教授は同学部の森丘保典教授(コーチング学)と筑波大の尾縣貢教授との共同研究「短距離走の伴走者の熟達化に関する質的研究」を発表した。短距離走伴走者の上達に関連する要因を分析することが研究目的。短距離走の伴走者は、長距離走の伴走者と比べ人口が少ないことから、量的調査が行えず質的調査を実施した。
具体的には、さまざまな重度視覚障害者の短距離走伴走者を約20年間続けている男性1人を対象に、ヒアリングや伴走技術を調査。その結果、動作を完全に一致させるトレーニングや、伴走対象者の日常生活もサポートするなどの活動により、伴走技術の熟達につながったことが分かった。
近藤准教授は「受賞したことは大変ありがたい。今後の研究の原動力としていきたい」と喜びを語った。
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