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総合

NUDS 災害研究シンポ開催

安心安全な社会への道探る

本学災害研究ソサエティ(NUDS)主催の「日本大学災害研究ソサエティシンポジウム―地域課題解決へ向けた災害研究の可能性―」が3月22日、東京・市ケ谷の日大会館で開催された。

同ソサエティは、本学の各学部で行われている災害研究を結び付け、災害に強い社会づくりを目指し、2021年に学内独自の研究プラットフォームとして発足した。今回は、これまでの研究成果を共有し、安心安全な社会づくりの展望について議論することを目的にシンポジウムが開催された。

第1部では芸術、危機管理、理工の3学部6人の教員による「ソサエティの活動報告」が行われた。同ソサエティ代表の吉富望教授(危機管理)は「日本大学災害研究ソサエティ(NUDS)の設立と活動」をテーマに発表を行った。同ソサエティの概要について述べた後、若手研究者の育成や産官学連携などにも力を入れていきたいと話した。

第2部では「社会実装へ向けた研究の展開」と題し、理工学部教員による将来計画の発表や、学外から招いた発表者3人が報告を行った。千葉県議会議員の水野ゆうきさんは、千葉県北西部の災害課題について話し「防災力向上には、研究者の知見や民間の技術を行政の取り組みに生かすことが重要。県と市や関係者間の連携に協力したい」と産官学連携に積極的な姿勢を示した。

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