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学生社会

芸術  池松さん藤井さんら登壇  記念動画の完成で試写会

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昨年創設100周年を迎えた芸術学部。同学部の卒業生、教職員、学生の有志が制作した記念動画の完成披露試写会が6月26日に同学部江古田校舎で行われ、学生など約500人が参加した。

約6分間の記念動画は、同学部の受験を検討している高校生らに向けたPRとして制作された。動画のテーマは「芸術とは何か?」。俳優の池松壮亮さん(32歳、2013年映画学科卒)が古いフィルムカメラをのぞき込むシーンから始まる。「芸術とは教えられるものなのか」「芸術は今の時代に必要なのか」―。同学部や本学の歴史などを通して「芸術の本質」を模索していく内容だ。

試写会後には「記念トーク」が行われ、動画制作を指揮した映画監督の藤井道人さん(35歳、09年映画学科卒)と主演の池松さん、制作に参加した同学部の教員らが登壇した。

同学部100年の歴史をどう描くかに苦労したという藤井さん。芸術の道を志す学生がワクワクするような映像を作りたいと思い、テーマを決定、制作した。動画の終盤には「芸術とはあなただ」という言葉がナレーションで語られ「芸術はこれから入学してくる学生たちが作るもの」というメッセージを込めている。

池松さんは自身の学生時代を振り返り「芸術を通して社会と関わっていくことを楽しんでほしい」と激励。藤井さんも「映像を見て入学したいと思ってくれたらうれしい。大学で出会った友達や仲間を大切にしてほしい」と未来の後輩に語り掛けた。

試写会に参加した上田七菜子さん(17)は「映像を見て背中を押された。入学して映像作家になるという夢をかなえたい」と話した。

記念動画は同学部の受験生向けWEBサイト「日藝CROSS」にて公開している。

記念トークに参加した池松さん(左)と藤井さん

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