学生FDチャミット アフターコロナの教育議論 新たな提案書作成
16学部、通信教育部、短期大学部の学生が参加して教育改善を促進する取り組み「令和3年度日本大学 学生FD CHAmmiT(チャミット)」が11月28日にオンライン開催され、学生の改善要望などをまとめた「学部提案書」を作成した。
今回は「アフターコロナ~IT化と大学教育~」をテーマに、学生157人、教職員73人が参加。昨年度のチャミットで初めて作成された「令和2年度学部提案書」と、その内容が実施されたかを精査した「令和2年度改善報告書」を基に、この1年を振り返った。
全体で三つのセッションに分かれて議論を進め、セッション1では学生と教職員を交えた6、7人のグループでオンラインと対面授業の得失、コロナ禍での教育環境をめぐって議論した。
セッション2では学部ごとにグループを作り、セッション1で出された意見を共有。その上で昨年度の改善報告書の実施内容が解決されたかどうかを確認し、新たな提案書作成のための議論を続け、セッション3で提案書を作成した。
今年度を統括する全学FD委員会プログラムWGリーダー、松戸歯学部の平山聡司教授(保存修復学)は「学生、教職員が日本大学の教育改善について胸襟を開き、語り合えたことが誇らしい」と話した。
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