学修満足度調査 自宅学習時間、過去最高に 「全くなし」過去最低 コロナ禍、遠隔授業影響か
本学の全学部全学年の学生を対象に2018年度から実施されている「学修満足度向上調査」の21年度の単純集計がこのほど、まとまった。
それによると、1週間の授業以外の予習、復習時間が各「1~5時間」以上あると回答した日大生の割合は18年度の調査開始以来、最も高い約7割に上ることが明らかになった。さらに、予復習の時間が「全くなし」との回答はいずれも全体の約1割にとどまり、調査開始以来最も低くなった。コロナ禍が長引く中でオンライン授業が増えた結果、自宅学習時間も増えたと考えられる。
同調査は、学修環境や学生生活の改善を目的に、16学部と短期大学部、通信教育部の計約7万人の在学生を対象に70項目について4月に実施。約4万1000人から有効回答を得た。
学修の興味・関心についての質問は「とてもそう思う」「ややそう思う」「あまりそう思わない」「全くそう思わない」から選ばせた。「とてもそう思う」「ややそう思う」を合わせた割合が高かったのは「学科での学びは自分の興味・関心に合っている」かを問う質問への回答で、89・5%(前年度89・1%)だった。
授業に関する質問は「よくあった」「ときどきあった」「ほとんどなかった」「全くなかった」から選ばせた。「よくあった」「ときどきあった」を合わせた回答の割合で19、20年度と大きく変化したのは、「自分の考えを発表する機会があったか」で64・8%(19年度79・5%、20年度70・1%)。「学生同士でグループワークやディスカッションを行い、その成果を発表する機会があったか」は60・6%(19年度82・1%、20年度68・8%)となった。
1週間のうち、予習に充てる時間を問う質問では「全くない」「1時間未満」「1~5時間」「6~10時間」「11~15時間」「16~20時間」「21~30時間」「31時間以上」の8択のうち、「1~5時間」以上が67・1%(19年度52・6%、20年度66・6%)となった。復習に充てる時間は「1~5時間」以上が74・5%、(19年度55・3%、20年度73・5%)で、その他の項目も予習時間とほぼ同様の結果となった。
予習時間の多さを学部別に見ると、「31時間以上」は松戸歯学部が最多で4・4%。「21~30時間」は通信教育部で4・5%。「16~20時間」は生産工学部で5・9%だった。
サークル、部活の時間が「全くない」との回答は74・0%(19年43・8%、20年度57・9%)に上った。
「日本大学で学ぶことに満足している」との質問では「とても」「やや」と合わせ「そう思う」が74・8%(18年85・5%、19年83・8%、20年75・6%)と減った。これについても、コロナ禍による学生生活の制限が影を落とした可能性がある。
※2018~19年度については時間の区切りが異なっているが、20~21年度の区切りに合わせて集計した
合わせて読みたい
日大新聞社からのお知らせ
タグから検索
- AI
- FD
- アメフット
- イベント
- インタビュー
- オンデマンド配信
- キックボクシング
- ゴルフ
- サーフィン
- シンポジウム
- スカッシュ
- スキー
- スケート
- スポーツ科学部
- チアリーディング
- テニス
- バスケットボール
- バドミントン
- バレーボール
- ハンドボール
- ピックアップ
- フェンシング
- ボート
- ボクシング
- ミス日本
- ヨット
- よりみち
- ラグビー
- レストラン
- レスリング
- ローイング
- ロボコン
- 付属校
- 体操
- 入学式
- 医学部
- 医工連携
- 卒業式
- 卒業生
- 卓球
- 危機管理学部
- 商学部
- 国体
- 国家試験
- 国際関係学部
- 夏の甲子園
- 女子サッカー
- 女子相撲
- 学生社会
- 学部祭
- 学部長
- 学長
- 射撃
- 就活
- 工学部
- 弓道
- 志願者数
- 文理学部
- 日大改革
- 日芸
- 松戸歯学部
- 柔道
- 歯学部
- 水泳
- 法学部
- 準硬式野球
- 特別研究
- 特許
- 理事
- 理工
- 理工学部
- 生物資源科学部
- 生産工学部
- 男子サッカー
- 相撲
- 端艇
- 競泳
- 経済学部
- 総合
- 脚本家
- 自主創造
- 自主創造プロジェクト
- 自転車
- 芸術
- 芸術学部
- 薬学部
- 通信教育部
- 重量挙げ
- 野球
- 陸上
- 馬術
- 駅伝
- 高校総体
ご意見・ご感想はこちらから