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総合

2021年度予算 2657億円で決定 収支差額106億円収入超過

2021年度予算が3月10日の評議員会、12日の理事会を経て決定した。資金収支予算総額は2657億円。同年度の経営状況を示す基本金組入前当年度収支差額は、106億円となった。3年連続100億円超えは、入学定員の上限が現行の1・05倍より緩やか(1・47倍)だった2000年度から02年度にかけて以来。
【収入】収入の柱である学生生徒等納付金収入は、定員管理厳格化に伴う学生数の減少による減収が生じたものの、増額改定や学部収容定員増などにより全体で前年度比0・7%増の1122億9993万円となった。医療収入は新型コロナウイルス感染拡大に伴う患者数減で同3・4%減の514億7058万円、寄付金は3・0%増の46億円を見込んでいる。
【支出】人件費支出は教員の定年退職者減に伴う退職金の減少により、同1・2%減の942億4197万円。設備関係支出は、板橋病院の医療機器等設備更新などにより126・2%増の96億4166万円となった。

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