3大学医工連携セミナー開く 相沢准教授が講演
本学の研究推進部知財課などが主催する「3大学医工連携セミナー」が11月6日、Zoomによるオンラインで開催され、医学部の相沢志保子准教授が、COVIDー19(新型コロナウイルス感染症)と妊娠についての研究成果を報告した。
相沢准教授は、新型コロナに感染した母体の子宮内の胎児や胎盤が感染するのかどうかを、世界各国の妊婦の感染歴から調査。胎盤を構成する細胞に感染する確率は高いものの、胎児への感染確率は低いことを明らかにした。相沢准教授は「感染経路や胎盤細胞のメカニズムを研究することで、新薬のヒントにもなり得るのではないか」と述べた。
本学のほか東北大、新潟大の研究者が参加し、保有する技術、研究について、企業関係者に向け講演を行った。医療、工学などに関わる企業や団体の関係者約90人が聴講した。
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