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総合

NUBIC 研究成果事業化の道探る 8大学で連携シンポ

本学の産官学連携知財センター(NUBIC)は1月24日、日本大学会館で大学の研究成果と企業とのマッチングを目指す「8大学医工連携シンポジウム」を開催した。
大学や研究機関が保有する技術などについて、研究者がプレゼンテーションを行い、各大学の技術と社会ニーズの積極的なマッチングを通じて、共同研究や研究成果の事業化、製品化につなげることが目的。
他大学を含めた医工連携シンポジウムを本学が開催するのは初めてで、本学のほか北海道大、東北大、東京医科歯科大、慶応義塾大、新潟大、名古屋大、大阪大が参加した。医療、工学分野の企業や公的団体の関係者ら約180人が聴講した。
「ディープラーニングと高機能センシングが医療を変える」をテーマにした講演会では8大学の研究者8人が講演した。
本学医学部の長岡泰司准教授は、糖尿病が原因で血管が収縮し血流が低下する糖尿病網膜症による視力低下を未然に防ぐための血管拡張剤についての研究成果を報告。人間と非常に似た網膜を持つブタの目の血管に薬剤を振りかけ、どの薬剤がどの程度血管を拡張するかを探る研究で、長岡准教授は「糖尿病網膜症治療薬の開発に向け臨床応用を目指している」と述べた。

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