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大学スポーツ史回顧 神田にある4大学が企画展

展示品に見入る来場者

 

東京・神田にキャンパスがある本学と明治、中央、専修の4大学のスポーツ史をたどる「神田発信!大学スポーツの軌跡」が明治大博物館特別展示室などで開催されている。
「明治から大正」「大正から戦前」「戦後から現在」の3期に分け、各大学の職員らが製作した解説パネルなどを通じて、日本の近代スポーツ導入と発展に果たした大学の役割を分かりやすく解説している。
「明治―大正」エリアは近代スポーツが日本にもたらされた当時の写真などが中心で、「大正―戦前」エリアは各校の競技部の創立当初の写真や「三・三・七拍子」を創案した明治大学初代応援団長・相馬基氏の写真などを含む各校応援団の歴史を網らした。
「戦後―現在」エリアには「フジヤマのトビウオ」と呼ばれた本学の古橋広之進氏(故人)の写真も。古橋氏らが当時の競泳の世界記録を次々と塗り替えた全米水上選手権(1949年)での「記録証」など、敗戦後の日本がスポーツの国際舞台に復帰し始めたことを物語る資料が並んだ。
大学スポーツの現在を伝えるコーナーでは、本紙が提供した競技写真などがパネル展示された。資料の総数は180点に上る。
図書館ギャラリーでは箱根駅伝の資料が展示された。歴代優勝校の年表は本学、明治、中央、専修の優勝年が色付けして示され、第45回までほぼ4校のいずれかが優勝していたことが分かる。展示は4月12日まで。

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