芸術 江古田の街を大改造 メタバースで魅力を発掘
芸術学部は、日本電子計算、Urth、NRC一級建築事務所、クニエの4社と共同で実施した「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」で、同学部キャンパスがある東京・江古田の街並みをモチーフにインターネット上の仮想空間を制作した。
同プロジェクトには、同学部デザイン学科の学生約10人が参加。インターネット上に構築された仮想空間のメタバースを学生が自由にデザインし、江古田の魅力を表現した。
学生は昨年12月から活動を開始。実際に江古田を散策し、どんな街を構想するか全体像を固めた。今年1月からメタバース制作に取りかかり、4月に完成した。
作品は西武池袋線の江古田駅を中心に、同学部キャンパスや江古田日大通り商店会などを再現。商店街にはグラフィティアートが描かれ、提灯が灯され、駅の地下には架空の都市が広がるなど、現実とは異なる江古田の街が学生の自由な発想によって生み出された。
また、メタバース制作の背景と過程についての展示を同学部のA&Dギャラリーで4月に開催。現在も制作過程を特設サイト「はちゃメタByニチゲイ」で公開している。
同プロジェクトで学生をサポートした笠井則幸教授(タイポグラフィ)は「普段は問題を解決するためにデザインを使うが、自由に縛りがなく取り組めたのは学生にとって意義が大きいのではないか」と今回の成果を語った。
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