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竹筋コンクリ復活へ  CO2削減と土砂災害防ぐ

 工学部土木工学科のコンクリート工学研究室と同学部機械工学科のサステナブルマテリアルデザイン研究室は、このほど福島県南会津町で新和設計などの企業と共同で進めている「竹筋コンクリート復活プロジェクト」の一環として竹筋コンクリートU字溝の産学官民設置事業を実施した。

 2020年から始まった同プロジェクトは戦前に利用された竹筋コンクリートを現代の科学技術を用いて見直し、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むことが目的。

 同事業では約70人が参加し、約20㍍の区間に竹筋コンクリート製のU字溝を設置し、農業用水路を完成させた。

 鉄筋が竹筋へと代替されると鉄鋼生産時に発生するCO넶総排出量を削減でき、竹林の伐採で土砂災害の発生も防止するなどの利点がある。
 しかし地域によって竹の強度が異なるため加工方法の変更や製品の劣化、損傷は今後の課題となっている。

 同プロジェクトを通して子田康弘教授(土木工学)は「竹筋コンクリートという技術を広く理解してもらい、過疎化地域の荒廃抑制の一助になりたい」と今後の目標を語った。

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