商 古書祭を初の開催
学部生に合う5千点一堂に
商学部は11月13日から17日まで、同学部キャンパスで「古書祭in砧スクエア―本の手触り 紙の香り―」を初開催した。都内の5古書店が出品。5千点以上の古書が並び読書の秋を彩った。
同企画は「学生が本を手にとって選ぶ機会をつくりたい」という長谷川勉同学部長の発案から始まった。同学部と長年取引がある書店や古書組合から紹介された、5店が出品に至った。
各店のブースには文庫本や漫画はもちろん、18世紀の天明時代に使用されていたという教科書や、明治時代に多く流通していたという縁起の良い図柄が描かれた商業広告「引札」などの珍品も多く並んだ。また、学生が購入しやすいように古書店では珍しくコード決済も導入していた。
出店した司書房の店主を務める中野照司さんは、「商業、経済関係の書籍など商学部にふさわしいと思うものを選んだ。ぜひ学業に生かしてほしい」と語った。
ずらりと並んだ古書
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