三軒茶屋キャンパス ロシア専門家小泉氏招き 三茶祭で特別講義
本学の教授2人と専門家による特別講義「ウクライナ戦争と日本の安全保障を考える」が11月4日、三軒茶屋キャンパスで行われた。ロシアのウクライナ侵攻や日本の安全保障について活発な議論が展開された。
同講義は11月4、5日に開催された三茶祭内の学校企画として実施された。講師には東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠氏を迎え、危機管理学部の小谷賢教授(国際政治学)と先崎彰容教授(近代日本思想史)による鼎談(ていだん)で、約1時間の講義を198人が聴講した。
小泉氏はロシア軍事戦略の専門家としてロシアから見たウクライナ情勢に関する持論を展開。
現在のロシアに似た情勢として日本の昭和戦前期を挙げ、当時の文学を読むことで現在の世界情勢を読み解くことができるとした。さらに「戦争という事象を冷静にとらえながらも悲観せず未来について考えなければならない」と話した。
特別講義を聴いた吉田啓汰さん(危機管理3)は「テクノロジーの進歩に比べ、われわれはそこまで進歩していないことを認識しなければならないという話が印象に残った」と話した。
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