文理 低価格で弁当を提供 北海道中川町の味を構内で
文理学部と北海道中川町との相互連携協力が活発化している。同学部3号館1階に開設した同町地域開発振興公社が運営する販売店「ナカガワのナカガワ日大店」が、手ごろな価格で弁当を提供すると同学部生に人気があり、5月と9月にメニューを拡充している。
同学部と同町は2016年から連携協力。その一環でことし4月に開設した同店は、平日午前10時から午後5時まで、土曜は午前10時から午後4時まで営業。6種類の弁当とソフトクリーム、その他にも同町で作られたレトルトカレーなどが販売されている。
弁当は、1日5食限定の「燻製(くんせい)ソーセージカレー」を除いた5種が定価500円(大盛はプラス100円)で販売。同学部生は同町と同学部後援会からの補助で200円、教職員は同町からの補助で100円引きで購入できる。「豚キムチ丼」は売り上げの35%を占める人気で、9月に始まった「豚塩カルビ丼」も人気を博している。
燻製ソーセージカレーは定価が650円と少し高いが、同学部生は450円と、同町産のソーセージがのったカレーを割安で食べられる。
また、同店の「売り」であるソフトクリームは同町の牧場で搾った生乳でできており、季節ごとに牛の餌が変わるためソフトクリームの味も微妙に変わる。訪れるたびに新たな味に出合える。
運営スタッフの玉村晃子さん(44)は「当店をきっかけに中川町を多くの学生に知ってほしい」と呼びかけた。
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