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新任学部長に聞く  理工学部長  轟 朝幸 教授

知と術の融合による創造

―基本的な方針と抱負を。
 アフターコロナになりましたから、学生が生き生きと活動できる場をつくりたいです。一人ひとりがさまざまなものに好奇心を持って、夢を実現できるようなワクワクしたキャンパスづくりをしていきたいと思っています。

―「知と術の融合」とは。
 学生には社会課題の解決や、未来型の社会を創るようなイノベーティングなチャレンジをしてほしいのです。それは専門分野だけを学んで得られた知識や技術だけではできません。世の中にはさまざまな制度があり人々がいて複雑なので、社会創造にはいろいろな知識、技術を融合しなくてはいけないのです。
 理工学分野は細分化された専門分野に特化してしまいがちですが、他学科や他学部の学生が何を学んでいるのか関心を持って、お互いに知識を広げてほしい。「技術」という語には「人の生活のために役立てる」という意味を含んでいます。単なる知識を持っているだけではなく、いかに役立たせるかが大事です。

―社会との連携の展望は。
 大学などの学術団体に限らず、社会とのつながりの強化を目指し、本学内だけではなく、さまざまな企業や地域と一緒になって社会を動かしていきたい。千葉県の船橋市や富里市と包括連携協定を結んでおり、さまざまな地域課題の解決に一緒に取り組んでいます。地域も学生もお互いが両者両得の関係になるのが地域貢献のメリットだと考えます。

轟 朝幸 理工学部長

―実践力と学問的能力を発展させる、理工学部の特色ある「未来博士工房」の目的は。
 やはり実学です。プロジェクトを行うには知識と技術を駆使しなくていけません。さらにマネジメント能力も必要です。1年生のうちから仲間と一緒にプロジェクトを成し遂げることができるのが未来博士工房です。そして学内外に対して自分たちの持っている知識や技術を披露し、社会とつながりを持ってもらう。学生にとって、社会から注目されるのは大きな励みになると思います。

 ―学生へのメッセージを。
 皆さんが好奇心を持って活動をすることをサポートしたいと思っています。一緒に楽しんでいきましょう。

とどろき ともゆき 
長野県生まれ。59歳。1993年本学大学院理工学研究科博士後期課程修了。96年東京大学講師、97年高知工科大学助教授などを経て、2008年本学理工学部教授。23年10月から現職。

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