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米国動物病院協会  生物資源科の病院が認定

  • 生物資源科学部

北米以外で初の取得

生物資源科学部の日本大学動物病院は、9月21日にアメリカのカリフォルニア州サンディエゴで開かれた年次大会で、米国動物病院協会(AAHA)から国際認定を取得した。大学付属の動物病院が認定されたのは北米以外で初めてとなる。
 AAHAとは、北米(アメリカおよびカナダ)における唯一の伴侶動物病院認定機関。獣医療におけるガイドラインの策定や獣医師・動物看護師の専門領域の認証(Certificate)、教育プログラムの提供などを行っている。
 認定されるには顧客対応や医療記録など約900以上の項目で基準を満たす必要があり、AAHA職員の現地審査も必要。北米でも認定を受けたのは全体の約15%と、狭き門になっている。
 認定を承認されると、病院のスタッフに加えて、学生や研修医も論文などの閲覧が可能になったり、他の認定病院で実習を受けられたりするなど学習機会の場が広がるメリットを持つ。
 日本大学動物病院の起源は同学部獣医学科の前身である東京獣医学校。1949年に東京獣医畜産大となり本学と合併し設立。95年に現在の設置場所、神奈川県藤沢市の本学湘南キャンパスに移転した。
 同病院長の中山智宏教授は「将来的に認定基準を少しでも多くクリアし、より良い動物病院にしていきたい」と期待を寄せている。

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