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工 電動キックボード導入へ

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国内初の三者協定

工学部と福島県郡山市、BRJは9月12日「電動キックボード導入社会実験の共同研究にかかる連携協定」を同市役所で締結した。電動キックボードにおける産官学の三者による連携協定は国内初となる。
 本学からは根本修克同学部長のほか、2人の研究実施責任者が出席した。BRJは電動キックボードのシェアリングサービスを国内で展開する会社。
 同市より、電動キックボードの安全性の検証や地域性を利用した研究ができないかと声がかかり、同協定の締結に至った。
 実証実験では、同市内で開始されている電動キックボードシェアリングサービスを活用する。電動キックボードに衛星利用測位システム(GPS)を取り付け、利用時間や距離、ルートを三者でデータ共有。
 これを基に、代替交通手段としての可能性と利用価値、規制との整合性や社会的受容性などの評価を実施し、安全なまちづくりを目指していく。また、同学部キャンパス内で公道を模したテストフィールドを設置し、利用者の不安や危険の原因が電動キックボードの機体由来なのか、道路状況などの環境面によるものなのかについて、個人の属性に着目し実験する。これまで利用者の安全性を研究する実験は行われてきたが、不安事象の本質を検証する実験は初のアプローチという。
 同協定の、研究実施責任者である同学部の杉浦隆次教授(機械工学)と高梨宏之准教授(制御工学)は「電動キックボードは化石燃料を必要としない新たなモビリティになり得る。ただ、乗る人も乗らない人も抱えている不安事象を今回の研究で抽出することで、安全な普及と次世代のモビリティになるように目指していく」と今後について語った。