再任学部長に聞く 法学部長 小田司教授
挑戦し続ける学生生活を
―基本方針と抱負を。
魅力のある学部にして、それを外部に発信していきたいと考えています。在学生には、法学部で勉強をしてよかったと思える学部にしていきたいと考えています。
―「学生ファースト」を推進する施策は。
法学部では、2018年7月から継続して学生ファーストに取り組んでいます。それは、例えば「学部長オフィスアワー」です。学生が何か言いたい事があれば、学部長と直接話せる機会を設けています。
―20年度からゼミが原則必修に。その理由は。
学生数が多い法学部では、授業履修者も大人数です。少人数のゼミでは、先生だけではなく、ゼミのOB・OGが学生をサポートしてくれます。そんなゼミでの人間関係の構築は、将来とても大切であると考え、ゼミを原則必修にしました。
―司法試験の合格率を上げるためには。
22年の司法試験合格率は32%で、合格者は24人でした。合格率は、過去最高でした。私大の中では、慶応大と早大に続く3位の合格率になりますが、この結果に満足していません。本学を私大の中で1位にしたいと思っています。
本学の学生が難関国家試験に合格するために、六つの学生研究室を設置しており、それが合格率の高さにつながっています。さらに、22年から付属高校生の中で法曹を目指す生徒を支援するプログラムを開始しました。
―「国際交流プログラム」を推進するための対応策は。
法学部では、留学のプログラムが充実しています。また、アイルランドやオーストリアなどの大使を招き、本学で講演を行っております。このような取り組みは、本学の中で法学部だけだと思います。
―法学部生に何を身につけてほしいか。
チャレンジ精神です。法学部で多くのことを学び、多様なことに果敢に挑戦してほしいです。そのために、私たちは質の高い授業を提供します。法学部の学生が先頭に立ち、本学の学生をけん引してほしい。充実した学生生活を送ってほしいと願っています。
おだ つかさ 青森県生まれ。60歳。1990年本学大学院法学研究科博士前期課程私法学専攻修了。96年ヨハネス・グーテンベルク大法学博士号(Dr.jur)取得。2006年本学法学部教授。18年から現職。
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