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学部・大学院

商 インゼミ大会  3年ぶり通常対面開催

芝村ゼミら最優秀賞獲得

商学部の52ゼミが研究成果を発表し、最優秀賞を目指す「インゼミ大会」(主催‖同学部ゼミナール連合協議会)のプレゼンテーション部門と討論部門が昨年11月23日と12月11日に同学部で行われた。通常対面での開催は3年ぶりとなる。

プレゼンテーション部門では、ゼミ入室1年目の2年生が出るNS(New Seminarian)リーグで芝村良准教授ゼミ(経済統計学)が、学年の制約なく出場できるUG(Upper Grade)リーグでは岩田貴子教授ゼミ(エリア・マーケティング)、英語でプレゼンを行う英語リーグでは張喬森教授ゼミ(国際経済学)がそれぞれ最優秀賞を獲得した。

NSリーグ最優秀賞を受賞した芝村ゼミの「HKT&SK8」チームは保育サービスの需要に関する統計分析についての研究を発表。待機児童の約8割が1、2歳に集中している実態を踏まえ、認可保育所を増やすことや保育料の無償化を提案した。

UGリーグで最優秀賞を受賞した岩田ゼミの「NOAH 64‐51」チームは長野県南木曽町を事例に地域性を生かしたアプローチをするエリア・マーケティングを実践。フランス語で市場を意味する独自の「マルシェ」を開催し、交流人口の増加に成功した。

インゼミ大会が予選、本選ともに対面で行われたのは3年ぶり。3年間はコロナ禍で、主催のゼミナール連合協議会の活動ができなかったが、同会委員長の高橋辰英さん(経営3)を筆頭に昨年春から改めて組織づくりを再開。一部の教員からの反対もあったが、同会OB・OGや教員の指導の下、インゼミ大会を対面で開催できたという。

高橋さんは「開催には不安もあったが、無事に終えられて安堵(あんど)した。これからもゼミ全体の輪を広げていきたい」と今後の展望を語った。

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