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ワークショップ 理工学部生と飛行機製作

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科学技術館に小中学生集う

日本科学技術振興財団が主催する「科学技術館 航空宇宙STEMワークショップ~飛べ!跳べ!翔べ!~」が、10月22日に東京都千代田区の科学技術館で行われた。このワークショップでは学芸員課程で学ぶ本学理工学部生の有志団体「ミュージアムアソシエイツ(MA)」と伊豆原月絵同学部教授(博物館学)が「飛べ!試してみよう~航空力学への挑戦」を開催。小学4年生から中学3年生の26名が模型飛行機の製作に挑戦した。

実験に用いた模型飛行機は発泡スチロール製。小・中学生はMAの指示の下、はさみで主翼の一部を切断して飛行させ、その都度結果を記録。輪ゴムを引く長さや発射角度などの条件をそろえて飛行を3回繰り返し、比較対象の「主翼の形状」が飛行機の軌道に与える影響を確かめた。

MAは飛行する模型飛行機を撮影し、赤い線で可視化した軌道をスライドに投影。実験を重ねて模型飛行機の軌道が直進に変化したことを子どもたちと確認した。

実験終了後、航空宇宙工学科のMAが飛行機の翼に対して垂直方向に働く揚力について数式を用いて説明。実験を終えて三角形に変化した模型飛行機の主翼と実際の飛行機の主翼が相似していることをスライドで示した。

MAのプロジェクトリーダー・佐藤友梨さん(まちづくり工4)は「飛行機製作に苦心する子どもたちに寄り添い、直接指導できた。楽しげな声が聞けてうれしい」と同テーマ初の対面開催を振り返った。

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