理工 劇場アニメ試写会
芸術学部卒の黒川監督登壇
劇場版アニメ「ぼくらのよあけ」の試写会が10月18日に理工学部の船橋キャンパスで行われ、同学部の学生約300人が参加した。約2時間の上映後に監督の黒川智之さん(44歳、2001年芸術学部卒)が登壇し、青木義男理工学部長、阿部新助准教授(宇宙科学)と約30分のトークセッションを行った。
映画の原作は講談社の月刊誌「アフタヌーン」に11年に掲載された今井哲也さんによるSF漫画。49年の東京・阿佐ケ谷を舞台に子どもたちやロボット、地球外生命体の出会いと友情が描かれる。
トークセッションで青木学部長は「AI(人工知能)の研究を続ける意義を感じた」と話し、黒川監督は「子どもとロボットの友情を描いた作品はよくあるが、そこに地球外生命体を加えた作品を子どもたちに伝えたかった」と本作にかける思いを語った。Q&Aのコーナーでは、学生から地球外生命体の造形に関心が集まった。
試写会終了後、サプライズで花束を贈呈された黒川監督は「ぜひ2度、3度劇場に足を運んでもらいたい」と笑顔で学生に呼びかけた。
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黒川監督をはさんでトークセッションをする青木学部長(左)と阿部准教授
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