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医  巨大冠動脈瘤の論文、国際的な医学雑誌に掲載

  • 医学部

医学部の深町大介助教(循環器内科学)と奥村恭男主任教授(同)の共著による巨大冠動脈瘤に関する論文「Giant Coronary―Artery Aneurysm」が、アメリカの権威ある週刊総合医学雑誌「The New England Journal of Medicine」(NEJM)に9月15日(現地時間)、オンライン上で掲載された。

論文の題材である冠動脈瘤は、心臓の筋肉(心筋)に血液を供給する冠動脈の血管壁が拡張し瘤(こぶ)状になる疾患。これまで冠動脈瘤に着目した論文は数多く発表されているが、典型的な症例を的確に捉えた所見と視認性の高い画像が評価されて掲載となった。

論文とともに掲載された画像は、胸部単純レントゲンでの突出した冠動脈瘤所見、冠動脈カテーテル検査での冠動脈瘤、術中の冠動脈瘤の計3枚。全ての画像において冠動脈の膨らみが一目で見てとれる。

NEJMが掲載する論文は総投稿数のおよそ5%(2022年時点)。深町助教は「今回の論文掲載は今後の研究のさらなる励みとなった」とし、後輩医師の教育と患者の治療に役立てたいと語った。

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