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学部・大学院

薬 安部准教授が開発 子ども向けに薬の教育教材

薬学部薬剤師教育センターの安部恵・准教授(医療薬学)がこのほど、茨城県薬剤師会学校薬剤師部会と共同で「子ども向けくすり教育教材」を開発、公開した。薬の正しい服用方法のほか、副作用についても動画やクイズを交えながらスライドで紹介しており、子どもが楽しみながら理解が深められる工夫をした。
近年、若年層の違法薬物使用や風邪薬などの大量摂取による薬物乱用が増加している。安部准教授らはこうした現状を踏まえ、より効果的な小学生以上の子ども向けの「くすり教育」の必要性を感じ、学校現場でくすり教育を行う学校薬剤師や水戸市内の小学生の意見を参考に教材を制作した。教材は同准教授が所属する「一般財団法人くすりの適正使用協議会」のホームページで公開され、誰でも閲覧、使用できる。
安部准教授は「教材が出来上がったことで終わりにせず、使われていく中で改善点を見つけながら育てたい」と話した。

開発した教材を披露する安部准教授

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