理工 片目ハンディを克服 前田さん単独で世界一周飛行

学部・大学院

2021.7.20 13:22

本学理工学部を卒業後、航空最大手米ボーイング社の航空機製造管理部門で働く前田伸二さん(41歳)‖米ワシントン州在住‖がこのほど、プロペラ機による単独世界一周を達成した。
前田さんが代表を務める非営利団体「エアロ・ジパング・プロジェクト」のHPによると、5月1日(現地時間)に米ワシントン州のペインフィールド空港をプロペラ機「ボナンザ」で飛び立ち、カナダを経て大西洋を渡り、フランス、エジプト、インドなど18カ国と地域を42日間かけて巡った。6月11日(同)に出発地に到着した。
前田さんは大学1年時の交通事故で右目の視力を完全に失った。日本では取得できないパイロットの資格を米国で取得。現在は飛行教官の資格も持っている。ハンディキャップを克服して夢を実現した自身の経験を語ることで、多くの人に挑戦する勇気を促す講演活動にも取り組んでいる。
当初、今回の世界一周は、講演しながら各国を巡り、生まれ育った北海道の帯広空港にゴールする予定だったが、コロナ禍の影響で断念した。
前田さんは自身のSNSで「本当に応援ありがとうございました」とコメント。今後もオンラインなどを駆使して講演活動を続けるという。