メニューの開閉

学部・大学院

生産工 劣化アスファルト回復 秋葉教授らの研究に論文賞

生産工学部の秋葉正一教授(土質工学)、加納陽輔准教授(同)、赤津憲吾助手が「劣化アスファルトに対する水熱分解の回復効果」に関してまとめた研究成果がこのほど、石油学会論文賞を受賞した。
道路舗装に用いられるアスファルトは、敷設から10年以上を過ぎると徐々に劣化して硬く、もろくなる。「疲労ひび割れ抵抗性」の低下は路面のひび割れを引き起こし、「耐流動性」の低下はでこぼこの原因となる。
秋葉教授らは2018年、粘度が高く硫黄を多く含む超重質油の脱硫化などに用いられる「水熱分解法」という技法を使って、劣化アスファルトを350度の状態で15分間反応させると強度が新しいアスファルトとほぼ同じ状態にまで回復することを明らかにし、土木学会舗装工学論文奨励賞を受賞した。
今回の研究では、一般的に使われるアスファルトの中でも老化の進行が懸念されている数種類のアスファルトについて、どの程度まで性能が回復するかを検討した。
その結果一定の温度と時間の下で反応させると「疲労ひび割れ抵抗性」も「耐流動性」のいずれも向上し、十分に再利用できる程度まで回復することを確認した。
加納准教授は「実用化を視野に、産官学連携体制のもと、より効率的かつ効果的な再資源化技術の実現を目指す」と話している。

関連タグ

合わせて読みたい

学部・大学院

2026年度入学式 新入生の笑顔輝く

1万8千人が桜門くぐる  2026年度の入学式が4月8日に東京都千代田区の日本武道館で行われ、心地よい春の日差しの中で1万7988人の新入生が桜門をくぐった。  大貫進一郎学長は式辞の中で「『生徒』と呼ばれる受動的な存在 […]

  • ピックアップ
  • 入学式

学部・大学院

国際関係とJICA 海外協力隊派遣 

観光促進へ覚書  国際関係学部と国際協力機構(JICA)は3月10日に同学部本館で海外協力隊派遣の覚書を締結した。本学の教員や学生がマレーシア・サバ州で住民主導型の観光促進と環境保全に取り組む。静岡県内の大学とJICAが […]

  • 国際関係学部

学部・大学院

日藝賞 自ら可能性を広げてほしい

ラブレターズさん受賞 受賞したラブレターズさん   第20回「日藝賞」にお笑い芸人・ラブレターズの溜口佑太朗さん(41歳、2007年映画卒)と塚本直毅さん(41歳、08年文芸卒)が選ばれた。  授賞式は4月8日に芸術学部 […]

  • 日芸賞

学部・大学院

ICCサミット 独自の核融合炉開発を提案 

「LINEA」が優勝 浅井教授(右から3番目)とLINEAイノベーションの創業初期メンバー(提供=本人)   ICCパートナーズが主催する「ICCサミット FUKUOKA 2026」が3月2日から5日までヒルトン福岡シー […]

  • 理工学部
  • 研究

学部・大学院

全日本大学対抗ミートジャッジング 本学勢2人が国際大会へ

堀井さんが個人総合Ⅴ 牛枝肉部門格付けクラスの問題に挑む堀井さん(提供‖本人)  全日本大学対抗ミートジャッジング競技会が2月26、27日に港区の東京都中央卸売市場食肉市場で開かれた。本学からは生物資源科学部アグリサイエ […]

  • 生物資源科学部

学部・大学院

理工奥山研究室 「てんこう2」軌道投入 

科学と芸術の交わりに期待 衛星からの信号を解析する学生ら  理工学部の奥山圭一教授(航空宇宙工学)の研究室が開発した超小型人工衛星「てんこう2」が3月11日、H3ロケット7号機に搭載された新型宇宙ステーション補給機1号機 […]

  • 芸術学部
  • 理工学部
  • てんこう2