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学部・大学院

芸術 デザイン学科の5人が制作 「復興アート」1面に

芸術学部デザイン学科4年生の古瀬愛さん、今任綾花さん、江藤優衣さん、小山瑛司さん、小田将太郎さんが東日本大震災の復興に向けて制作したアート作品「希望の家~津波てんでんこと6千人の復興~」が3月11日付の岩手県の地方紙「岩手日報」の第1面に掲載された。
作品のコンセプトは「色を取り戻した岩手」。甚大な被害を被った陸前高田市の市街地の鳥瞰(ちょうかん)図を印刷した縦2㍍、横3㍍の布に、津波を生き延びた被災者の顔写真を貼った家形の色紙約6000枚を貼り付けた。できるだけ明るい色を用いて、町が復興して賑やかになった様子を表現した。
作品は2月中旬から岩手県の各地で行われている「東日本大震災報道展」に出品された。4月22日から26日までは、盛岡市内のパルクアベニュー・カワトクに展示される。
古瀬さんは「大震災10年という節目に、自分たちの力を生かして復興に携わることができた」と話している。

作品が掲載された紙面を掲げる古瀬さん(中央)らと

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