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グッドデザイン賞 工・浦部教授ら受賞 福島・葛尾村の復興に貢献

本学工学部の浦部智義教授(建築計画学)と同学部建築計画研究室が計画・設計・運営に携わった福島県葛尾村復興交流館「あぜりあ」がこのほど、2020年度グッドデザイン賞に選ばれた。
「あぜりあ」は、11年の原発事故により全村避難を余儀なくされた葛尾村で避難解除後に帰村や一時帰宅した人々と、村を訪れる人が交流する場としてつくられた施設。かつて村の主産業であったアカマツの積み出しが行われていた森林鉄道の起点の場所に建設された。敷地内にあった小さな蔵は村民と協働して修繕、整備し「ロハス蔵」としてよみがえらせた。建築は、葛尾川の蛇行に合わせて配置し、川とのつながりを感じられる空間とした。
建築構法は、研究室で開発に取り組む「縦ログ構法」を採用。地域材を最大限に活用するのが特徴だ。建物の棟木や家具の一部などには、震災後に解体された村を象徴する民家である「百石の家」のアカマツの梁材などを使用。さらに、開館後も必要に応じてさまざまな機能を付け加えられるよう余白も設けた構成になっている。
18年に開館して以来、来館者は3万人を超えた。
浦部教授は「今後も葛尾村でのハード・ソフトを通じた、まちづくりを継続し、復興に貢献していきたい」と話している。

 

グッドデザイン賞に選ばれた「あぜりあ」の全景(左)と屋内

 

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